りんごとみかん

今回は愚痴多い目ですが、やっぱりタバコの話。

記事の性質上、タバコはいいものだ！　とばかりな文章になる危険性もありますが、タバコは当然ながら人体に悪影響を及ぼしますし、当ブログは喫煙を勧めるものでは無いですし、健康を損なっても一切責任は取れません。

なーんて注釈も今回は要らなそうな話。どっちかっていうと自宅の喫煙事情。

うちの父親はタバコ嫌いです。
部屋の扉を開けて換気しながらタバコを吸っていたり、部屋がタバコ臭かったりすると、文句を言うのはいっつも父親です。

……昔は、唯一家で喫煙してたのは自分だったクセに。リビングで吸ってたクセに。

昔喫煙家だった人が禁煙をすると、他の人よりタバコの匂いが気になる様になるらしい。だがしかし、「お前が言うな」と言わざるを得ない。

私は口には出さないけれど、自宅では吸う場所は自室とベランダだけに限定している。そりゃ、換気のために扉開けてるから、廊下を通るとにおうというのは分からなくも無いが。

「お前が言うな」とか「リビングで吸ってたクセに」と何故言えない。自分。
ここが父の家で、私が子供だからか。そう思ってるから、父の言葉に何も言い返さず。だからって（少なくとも自室に置いては）禁煙するつもりはサラサラないから、うんとも何も言わずに微妙な顔をしているだけだった。

「リビングで吸ってたクセに。」この一言を言えば、黙らせる事が出来るだろう。でも、ケンカになるかもしれない。だから、言い出せなかったのか。


くわえて、ここでならハッキリ言う。「禁煙は出来ない。」
だって、タバコを吸い始めた時――私は自殺を考えていたのだから。
本気で死にたい時、気持ちよくなれるならと藁にすがったのだ。

このブログに書いた通り、一時的に気分は上を向いた。
……タバコの作用か、吸い方に慣れてないからその作業に集中して他の事を考える事が出来なかったからか、単なるプラシーボ効果か、思い返せばどれか全く想像つかないのだけれど。

一時的な気分の向上に対する代償は恐らく、高くつくであろうが。

少なくとも、もう少し気分が上を向くのを待たなければ、私は禁煙のための一歩を踏み出す気は無い。


……父とは、良く話し合うべきだと思う。けれど、勇気が出ない。
………いくじなしめ。